興信所を利用するなら、一度は目にするのが、興信所関係のトラブル。
探偵と依頼者の間で起るトラブルは、年間で千件近く報告されています。
探偵業法が施行されてから、このトラブル発生件数も少なくなってきていますが、それでも、依頼をする人にとって気になるポイントです。
興信所とのトラブルで最も多いのは「金銭関係」のトラブルです。
例えば、依頼をして、調査までしてもらったが、見積りで聞いた料金とは大幅に違う金額を請求されたといったトラブルから、
「出会い系サイトで支払ったお金を回収することが出来ます」などの料金支払い回収といった手口で、お金を騙し取るといったケースも報告されています。
特に近年増えているのが、興信所を騙った偽の業者が、「先物取引の損失を回収する」といった内容の宣伝で高齢者や実際に融資で失敗してしまった人へ話しを持っていき、金銭を騙し取るといったものです。
消費者センターでは、この詐欺行為に対して、注意喚起もしていることから、多くの人が被害にあっていることを知ることが出来ます。
基本的に、興信所では、こうした損失したお金の回収などは受けることが出来ない、仕事として行うことが出来ません。
そのことを知らずに依頼をしてしまい、料金を支払ってしまったという人は後を絶たない状況です。
興信所とのトラブルを回避するためには、興信所が「何が出来て」、「何が出来ない」のかを自分の中で明確にしておくことが大事です。
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